【読書ノート】君たちはどう生きるか
約十年前に読んでからの再読。
人として「正しく生きる」とは、どういうことかについて考えさせられる本。
今回は、上級生から目をつけられている友達をみんなで守ろう、という約束を守ることができず、思い悩む場面で、思わず涙がこみ上げてきました。
(どうも涙もろくなっていけません)
過去、あるお年寄りに優しくしようとして、タイミングを逃してしまった経験のある母親の、
「自分は損をしたとは思っていない。後悔はしたけれど、生きて行く上で肝心なことを一つ覚えた」
という慰めの言葉に、前向きに生きるためのヒントがあります。
これからも時々読み返して心を修正しようと思います。