【読書ノート】先送りせずにすぐやる人に変わる方法
何かを実行する上で心がけていること
若い頃は、やらなければならないことがあっても、なかなか手をつけず、締め切り間際になってやっつけてしまうといったことを繰り返していました。
最近では、そうも言ってられず、出来るだけ先送りしないように努力しています。
そんな私は、
- どうしてもやりたいことは、一日の最初に実施する
- パソコンにはゲームを入れない
- 6〜7割できたら上司に報告し、指導を得る
- 終わりが見えるものは直ちに取りかかり、終わらせてしまう
といったことを心がけています。
本書では
- 方法02:朝一でやる
- 方法04:快楽を捨てる
- 方法24:カンペキ主義をやめる
- 方法35:すぐ終わることも多いと心得る
と述べられています。
やり遂げるには準備がだいじ
本書では、すぐやるためのサイクルとして、
- 選ぶ
- 決める
- 準備する
- 実行する
という段階を踏むことが重要と述べられています。
このうち「③準備する」ということについては、意識がなかったような気がします。やはり、コトをスムーズに進め、やり遂げるためには、実行するための環境や体制を整える必要があると、納得しました。
また、GTDの基本ではありますが、「プロジェクト」は、やるべきことが明確になるまで細分化することにより、実行が容易になることを改めて認識しました。
やりたいこと/やるべきことの「パッキング」に気を付けて(方法07)、タスクを細分化し(方法08)、タスクリストを構造化(方法16)して、ひとつひとつこなしていくことで先送りが少なくなると思います。
やるべきことをいつまでも抱え込まず、テキパキこなしていけるようになりたいものです。
失うことによって得られるもの
「何かを決めるということは、何かを失うということでもあります。ひとつに決めるということはほかをすべて消し去るということ。決める覚悟をしなければ、何も得られないのです。」(P129)
『送りせずにすぐやる人に変わる方法 』という、本書の主題とは関係なく、グッ!ときました。
このような心構えで決心しなければ、ものごとをすぐにやる人にはなれない、と述べられている訳ですが、私は、もう少しルーズな選択もあるだろうと思ってしまいます。
だけど、人生のうちで何回かは、このような選択をしないといけないのかもしれません。